2月11日
(カナダ・トロントから仁川国際空港に到着)
平昌五輪が行われる韓国の仁川国際空港に到着し、午後5時少し前に到着口へ。約3カ月半ぶりに公の場に姿を見せた。
警備員8人に囲まれた羽生が到着口に姿を見せると、大勢のファンが殺到し、空港は一時騒然とした。その後、囲み取材のエリアに入った羽生は報道陣の質問に応じた。

「この3カ月間、出られない試合もたくさんありましたし、もどかしい気持ちでもいましたが、陸上のリハビリや治療などできることを必死にやってきました。実際にこうやって試合の場に来られたことが、まず嬉しく思いますし、これからこの地でしっかりと調整して、試合に向けてやっていけたらなというふうに思っています。
連覇がかかった五輪で、もちろん、そういう気持ちは少なからずあります。自分に嘘をつかないのであればやはり2連覇したいというふうには思っています。ただ、それだけが目的ではないので、しっかりと試合というものを感じながら、また、自分の演技というものを出しながらオリンピックというものを感じていきたいなと思います。
(4回転に関しては)現地で調整して決めようと思っています。構成の選択肢はたくさんあると思いますし、周りの状況とかもいろいろ考えながら決めなきゃいけないというふうに考えているので、しっかりと作戦を立てながらやっていきたいと思います。
コンディションに関しては、まだ滑ってないので分かりません。ただ、団体戦も見ていましたけれども、どの選手よりも一番勝ちたいという気持ちが強くあると思いますし、どの選手よりもピークまでもっていける、のびしろがたくさんある選手の一人だと思っているので、しっかりと頂点というものを追いながら頑張っていきたいです」
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