記事を
ブックマークする
「実は英語勉強し始めたのよ」井上尚弥が松島幸太朗に語った「語学」「たぶん倒せるという感覚」「ケツの重要性」<同い年スター対談>
井上 けっこう久しぶりだよね。幸太朗がフランスに行く前にご飯に行ったのが最後だから1年ぶりくらい?
松島 1年ちょいかなあ。
井上 そもそもはノニト・ドネア戦(’19年11月)を観に来てくれたのが最初だったね。
松島 ラグビーの仲間と一緒に他競技を観ることがあって、尚弥も話題になってた。「あのパンチ、エグいな」って(笑)。
井上 あの時、せっかく試合を観てもらって控え室まで来てもらったんだけど、切れたところを縫うとか、試合後でバタバタしてろくにあいさつもできなかった。それでじゃあ食事をしようかとなって。
松島 富樫(勇樹=バスケットボール日本代表)が誘ってくれたんだよね。
井上 その後2人の試合を観させてもらったけど、体の使い方とかを見ると面白かった。今まで他競技の選手から刺激をもらったことがなかったから、素直に新鮮だった。
松島 富樫が声をかけてくれたからよかったけど、ボクサーはちょっと誘いづらいところがある。減量中かなあと思ったり。
井上 ああ、1年中減量してるイメージね。そんなことないんだけど(笑)。
松島 僕は普段そんなに節制はしないから。
井上 こっちからだって誘いにくいよ。ボクシングは個人競技だから休みを自分で決められる。でも団体競技は違うでしょ?
松島 そうだね。自分で時間を決められるのはうらやましい。早朝に練習とかあるけど、早起きはちょっと苦手。個人だと練習時間も自分で決められるよね?
井上 ちょっと眠いから今日は10時からにしようとか全然できるよ。ただ、トレーニングをチームでできるのはうらやましいかも。みんなでやるからこそ追い込める場面もあると思う。ボクシングは(手を)抜こうと思えばいくらでも抜けちゃうから。
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています