#1042
巻頭特集

記事を
ブックマークする

「前田監督は“熱男”です」國學院大学・平林清澄が抱き続ける“勝ちたい”という欲《箱根駅伝2022/エースの素顔》

2024/01/11
第100回箱根駅伝では2区・区間3位という見事な走りを見せた平林

 強い選手に立ち向かおうとする『目』に魅力を感じたと前田康弘監督は言う。そういえば今年の出雲駅伝で、ふらふらになりながらも、カッと見開いた大きな目は印象的だった。

 平林清澄は、國學院大に入学してすぐに頭角を現すと、その勢いのまま、駅伝ではルーキーながら重要な場面を任されてきた。出雲は後半に失速しながらも区間5位。その反省を生かし、全日本は区間3位にまとめた。

「でき過ぎです。ここまでやれるとは思っていなかったので」

 自身の想像以上の成長曲線を描けている要因は、今の練習環境にあるという。「先輩だろうと、負けるのは嫌。勝ちたいという欲が強い」と、藤木宏太や中西大翔らに果敢に挑み、揉まれながら力を付けてきた。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Hirofumi Kamaya

0

0

0

前記事 次記事