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「金髪と『yeaboii』で勘違いされるけど…」日本人妻が語る中島イシレリら海外出身“桜の戦士”の素顔 <ヴァルの妻は「売り込み電話」も>
ラグビー日本代表が、W杯決勝トーナメント初進出をかけたスコットランド戦前日の10月12日。中島理恵子さんは2人の子どもとともに、日本代表が宿泊する都心のホテルに滞在していた。夫である中島イシレリと家族の時間を過ごすためである。
午前11時前、中島が部屋に姿を見せた。
トンガ出身の中島は、短髪だけではなく、ヒゲまで金色に染めた186cm、120kgの巨漢である。これから決戦の地となる横浜に移動するのだという。今年に入り、日本代表は240日間におよぶ合宿を行っており、家族とは離れ離れの日々が続いた。その集大成となる戦いに向かう父に、3歳の長男ロニーくんが問う。
「ラグビーに行くの?」
「うん、もう行かなきゃ」
中島はそう言うと、ロニーくんと5月に生まれたばかりのテルくんの頬に順番にキスをし、理恵子さんにハグしてから、家族の部屋をあとにした。理恵子さんは語る。
「イシと知り合うまではラグビーを見る機会はほとんどありませんでした。でも、実際に何度も観戦してみて、リスペクトにあふれるスポーツだと思うようになりました。観客は敵味方関係なく、いいプレーに拍手する。日本とアイルランドの試合では、アイルランドの選手たちが日本代表をたたえて、花道をつくって送り出してくれていましたよね」
でもね、と理恵子さんは冗談めかした。
「みんな試合中と日常のギャップが大きいんです。イシも素直で正直なんだけど、無邪気なところがある。携帯や財布をよくなくすし、上の子とアイスを食べに行ったら帰ってこないし……。ラグビーしていないときはお茶目な大男って感じです」
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