――田村さんは「週8」でプレーするほどのバスケ好きとして有名ですが、RGさんがバスケットにハマったきっかけは?
RG '92年バルセロナ五輪のアメリカ代表、ドリームチームですね。高校時代はバレー部だったんですけど『月刊バスケットボール』や『HOOP』が愛読誌でしたから。
田村 『HOOP』! ポスター目当てで買ってたなぁ。懐かしい。
RG チャールズ・バークレーとか、パトリック・ユーイングとか。絶対的中心のマイケル・ジョーダンの周りにいる、渋くて泥臭い選手が好きだった。それが今の僕の芸風にも表れているんですよ。どセンターじゃないところに行きたがる(笑)。
田村 以前、NBAの番組収録でRGさんが好きな選手としてダン・マーリーを挙げていて、その渋いチョイスが大好きで。「俺が言いたかった!」って、めちゃめちゃ嫉妬しましたから。
RG 高校時代からスニーカーも好きで、選手のバッシュを見るのも楽しかった。
田村 当時は何を履いていたんですか?
RG 地元には「エア・ジョーダン」や「エア・マックス」は売ってなくてね。唯一、買えたのがリーボックのポンプが付いたシューズ。だから『スラムダンク』でも、リーボックの「ポンプDタイム」を履いている牧紳一が好きだった。キャブス時代のレブロン・ジェームズと同じで、ゲームメークして、体が強くて、バスケIQも高くて。カッコイイなって。
田村 僕は福田吉兆が好きだったなぁ。
RG まさかの福ちゃん!
田村 彼自身のせいでもあるんですけど、不遇の時代があって、そこから這い上がっていく。その姿に自分を重ねて、応援したくなるんですよね。
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