6月29日、全日本柔道連盟はパリ五輪日本代表男女計14名のうち、男女計4名を発表した。国内の二番手以下に圧倒的な差をつけている、つまりは国際大会でも図抜けた成績を誇る選手に対して早々に内定を出したものだ。その4人の中に、兄の一二三とともに名を連ねたのが女子52kg級の阿部詩(パーク24)である。
初めて出場したオリンピックである2021年の東京大会で兄の一二三と同日にそろって優勝、2人で金メダルを掲げた光景は記憶に新しい。オリンピック後も'22、'23年の世界選手権を連覇するなど、他の追随を許さぬ活躍を続けている。
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photograph by JIJI PRESS