「野球界で最も欲深く、無慈悲なぜいたくもの、それはファン」――報知新聞の名コラムニストとして知られNPB事務局の法規部長なども務めた馬立勝さんと、ドラフト会議の名司会で鳴らした元パ・リーグ広報部長の故伊東一雄さんという古き良き時代の2人の大リーグ通による共著『野球は言葉のスポーツ』には、古典的な大リーグの格言としてこんな言葉が紹介されている。
昔からファンというのは、身勝手なものなのだ。ただ、それでも最近の一部ファンの暴走には「あまりに度を越していないか」という声が各所から聞こえてくる。
「観戦されるファンの皆様におかれましては、『選手を誹謗中傷するようなヤジ』や『侮辱的な替え歌』は絶対にお止めいただきますようお願いいたします」
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photograph by JIJI PRESS