国民の約6割が「中止すべき」と開催に反対している(5月10日付け、読売新聞世論調査)東京五輪には、当事者でもあるアスリートたちからも複雑な胸中を語る声が続々と出てきている。
「死人が出てまでも行われるべきではないと思う。究極的には一人でも感染者が出るなら気は進まない」と語ったのはプロテニスプレーヤーの錦織圭だった。
「コロナに関係なくスポーツに対してネガティブな意見を持つ人は当然いるんです。その人たちの気持ちにどう寄り添えるかが重要。それはコロナ禍であっても、そうじゃなくても、当然そこは寄り添うべきだと思う」
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photograph by KYODO