11月1日にさいたまスーパーアリーナで行われる複数タイトル戦のメインは、世界ライトフライ級王座統一戦。WBC王者寺地拳四朗とWBAスーパー王者京口紘人が互いのベルトを懸け対決する。
日本人チャンピオン同士の王座統一戦は2012年の井岡一翔―八重樫東戦以来となるが、今も死闘として記憶されるこの試合の再現も期待したくなる一戦である。
共にアマチュアの関西学生リーグ出身。寺地は関西大学、京口は大阪商業大学のポイントゲッターだった。
昔から「東高西低」と言われ、関西リーグからプロの世界王者が育つとは想像できなかった。2人は関西の評価を高めた功労者である。
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photograph by Naoki Fukuda