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町田瑠唯も刺激を受けたエース。デレダンが見せたプロの姿勢。

アメリカ代表やオールスター常連の実力者。NBAでもなかなかいない50-40-90クラブを女子で初めて達成した

 今夏、WNBAのワシントン・ミスティックスでプレーした町田瑠唯が「今まで見てきたなかで一番プロフェッショナル」と感嘆した選手がいる。ミスティックスのエース、エレナ・デレダンだ。9月5日に33歳となるベテランで、WNBAのMVPを2回受賞し、オールスターに6回選ばれた名選手。アメリカ代表として’16年のリオ五輪、そして'18年のワールドカップで金メダルを取り、'19年にはWNBAでミスティックスを優勝に導いている。

 しかしその後、日常生活にも支障が出るほどの腰痛に悩まされるようになった。'20年に2度手術を受け、WNBAはほぼ2シーズン離脱。東京五輪も断念した。

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photograph by Yukihito Taguchi

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