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ウィズ・コロナの世にテニスの強み。アメリカで起きた波は日本に届くか。~距離を保てる理想的なスポーツ?~

2021/06/12
クレーシーズンの世界ツアーは概ねカレンダー通りに進行中。苦境に陥っていた一般のテニス業界にも回復の兆しが

 コロナ下のもやもやを振り払おうと、週イチペースでテニスをしている。40代までは月に数回コートに立っていたが、その後、足が遠のいた。中高年となってからの再開はうまくいかないことも多いけれど、しばらく続けようと思っている。筆者のようにウィズ・コロナの生活でスポーツに目が向いた人は少なくないようだ。密にならないソロキャンプや、ひとりゴルフも人気だという。

 テニスはどうか。事情通氏によると、昨春の緊急事態宣言で大きく落ち込んだテニススクールの新規入会者数が、一部で増加に転じたという。日本テニス協会が全国の事業者を対象に'21年2、3月に行なった『テニス環境等実態調査』では、コロナで事業経営に変化があったとする事業所は全体の76.5%で、そのうちの約6割が「会員数・生徒数(一般)」が「減った」としている。この落ち込みにようやく歯止めがかかり、盛り返しつつある、というところか。

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photograph by Getty Images

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