コロナ下のもやもやを振り払おうと、週イチペースでテニスをしている。40代までは月に数回コートに立っていたが、その後、足が遠のいた。中高年となってからの再開はうまくいかないことも多いけれど、しばらく続けようと思っている。筆者のようにウィズ・コロナの生活でスポーツに目が向いた人は少なくないようだ。密にならないソロキャンプや、ひとりゴルフも人気だという。
テニスはどうか。事情通氏によると、昨春の緊急事態宣言で大きく落ち込んだテニススクールの新規入会者数が、一部で増加に転じたという。日本テニス協会が全国の事業者を対象に'21年2、3月に行なった『テニス環境等実態調査』では、コロナで事業経営に変化があったとする事業所は全体の76.5%で、そのうちの約6割が「会員数・生徒数(一般)」が「減った」としている。この落ち込みにようやく歯止めがかかり、盛り返しつつある、というところか。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Getty Images