#1021

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トリプルアクセルに加え4回転も視野に。吉田陽菜と河辺愛菜の切磋琢磨。

今季全日本ジュニア選手権2位の吉田(右)とシニア1年目で全日本選手権6位の河辺。互いに高め合う存在だ

 京都・宇治の地に昨年4月に発足したエリート育成チーム『木下アカデミー』。そこでは来季の北京五輪選考レースの台風の目となり得る、トリプルアクセルを跳ぶ2人の少女が育っている。今年1月の国体少年女子で、2位と3位になった吉田陽菜(15)と河辺愛菜(16)だ。

 国体のフリーでは、22番滑走の河辺が目立ったミスのない演技で締め、自らの得点を見るとすぐにリンクサイドへと走り、23番滑走の吉田を応援。吉田は見事にトリプルアクセルを降りると、今季2度目の成功にあどけない笑顔を見せた。

「緊張していましたが、仲間が応援してくれたので安心しました。自信があったので降りられると思ったけれど、(質の)良いトリプルアクセルが跳べて良かったです」

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photograph by Hiroyuki Nakamura

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