あの日から372日目、ビクター・オラディポ(インディアナ・ペイサーズ)がコートに戻ってきた。去年1月の試合中に大腿四頭筋腱を断裂したときの彼は、若きスーパースターとして才能を開花させ始めたところだった。移籍先のペイサーズでリーダーとしてチームを導き、オールスターにも選ばれた。その最中の大怪我だった。
手術後、1年にも渡ったリハビリは、想像以上に大変だった。
「膝の曲げ方から学びなおさなくてはいけなかった」と振り返る。辛抱強さを試され、自分自身を見つめなおすことになり、家族やチームメイト、ファンの応援に支えられた。
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