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3年続く諏訪魔&石川の天下。 タッグ界に新たなテンコジを。

2019/12/31
12月9日、世界最強タッグ決定リーグ戦優勝決定戦で野村直矢&ジェイク・リー組を破った石川(左)と諏訪魔。

 年末恒例の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」の選考委員会が12月10日に行なわれ、オカダ・カズチカ(新日本)が4年ぶり4度目となる2019年度最優秀選手賞に輝いた。

 各部門の受賞者の中で目立ったのは、最優秀タッグ賞を3年連続で受賞した全日本の“暴走大巨人”コンビ、諏訪魔&石川修司組だ。過去にジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組の3度の受賞はあるが、「3年連続」というのは初めて。確かに凄い記録だが、1974年の第1回から選考委員を務めている筆者としては、素直に「おめでとう」と言い切れない面がある。

 諏訪魔が43歳、石川は44歳。昭和生まれのベテランコンビである。世界最強タッグ決定リーグ戦での、2年ぶり2度目の優勝が評価されての受賞だが、イキのいい20代、30代、平成生まれのチームが現れてほしかった。

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photograph by Essei Hara

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