北京冬季五輪の2季前となる今季、異色のプログラム曲選びが相次いでいる。高橋大輔は、ロックナンバー「ザ・フェニックス」を選び、ビヨンセのダンスを担当した有名ダンサーに振付を依頼した。宇野昌磨のショートもサイケデリック系の「グレート・スピリット」で、激しいビートに乗って、頭や上半身を振り乱しながらの演技を披露。宮原知子のショートはエジプト調ヒップホップで、「自身の殻を破りたい」と意欲的だ。紀平梨花、坂本花織もジャズやロックを選んだ。
フィギュアスケートの王道とも言えるクラシックやオペラを選ぶ選手が皆無なのには、訳がある。羽生結弦のコーチであるブライアン・オーサーはこう語る。
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photograph by Asami Enomoto