ロシアW杯を5カ月後に控えた今年1月、ブンデス1部から2部のクラブに移籍した。
その決断にはフットボーラーとしての本能を呼び起こすための熱さと、現状の自分に必要なことを見極める冷静さが共存していた。
その決断にはフットボーラーとしての本能を呼び起こすための熱さと、現状の自分に必要なことを見極める冷静さが共存していた。
今年の元旦のこと。日本での短いウインターブレイクを終え、ドイツへと戻る前の成田空港で、原口元気は力を込めて話した。
「2018年にW杯があるというのは、年を越してみて、やはり、強く感じるものもあります。より一層、大事な1年になるなとは思っているので。もちろん、成長しなきゃいけない部分はあるんですけど、ここまで来るとコンディションがすごく大事になってくる。一番良い準備ができるところへ行くと思いますし、それがヘルタなのかどうかは、1月いっぱいまで見なきゃいけないし。ただ、すべてはW杯のために決断したいなと思います」
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photograph by Miki Sano