フィギュアスケートの平昌五輪男子代表は、全日本選手権で優勝した宇野昌磨、2位の田中刑事、故障により欠場したものの選考基準に基づいて羽生結弦が選ばれた。
オリンピックの舞台で金メダルが期待される羽生と宇野は、今シーズンの過程は異なるものの、共通の課題を抱えている。それは、いまだに完成形へと至っていないという点だ。
宇野は全日本連覇を達成したにもかかわらず、喜びを見せなかった。
「今回がではなく、(ミスが)続いていることに情けなく思います」
2位となったGPファイナル、全日本と続けて総合280点台にとどまっている。樋口美穂子コーチは言う。
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photograph by Asami Enomoto