平昌五輪シーズンの幕開けに、日本女子スピードスケート陣がロケットスタートを切った。11月10日から12日までオランダで行なわれたW杯開幕戦で、日本女子は五輪6種目7レースで6勝(五輪種目中、5000mは今回実施されず)。中でも無双ぶりを見せたのが、スプリント女王・小平奈緒(相澤病院)だった。
まずは初日の女子500m。100mを自己ベストの10秒27で通過すると、バンクーバー五輪とソチ五輪を連覇している李相花(韓国)のリンク記録を塗り替える37秒29をマークし、2位の李に0秒31差をつけて優勝した。2日目の同種目でも、同走の李に0秒20差をつけて37秒33で優勝。W杯開幕戦の2レースを制して、昨季から続くW杯出場レースの連勝を10に伸ばした。
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photograph by Tsutomu Kishimoto