クリスタプス・ポルジンギス(ニューヨーク・ニックス/ラトビア出身)に「ユニコーン」のあだ名がつけられたのは約2年前、ルーキー・シーズン半ばのことだった。長身ながら攻守に器用なスキルを持つ彼に対して、ケビン・デュラント(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が「まれな存在。NBAのユニコーンだ」と伝説の動物に喩えて称賛し、それが愛称として定着した。
NBAでも一世代前までは、長身ならゴール下で戦えることが最低条件で、そのために必要なパワーがないビッグマンはソフトだと批判された。デュラント自身も、若い頃にはそうやって批判されたからこそ、自分と同じ路線のポルジンギスに早くから注目し、期待していたのだ。しかも、ポルジンギスはデュラントより15cmも高い221cm、大男が集うNBAでも一、二を争う長身なのだ。
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