プロ野球では、首位打者のタイトルがセ・リーグは宮崎敏郎(DeNA)、パ・リーグは秋山翔吾(西武)となった。2人とも打点で自己最高記録をマークするなど、打率だけでなくチームに貢献する活躍が目立った。
宮崎は「.323」で自己最高、秋山は「.322」で自己2番目だった。これはもちろん素晴らしい成績だったが、今年は全体的に打撃成績が例年を下回った。中でも打率は、セ・リーグ、パ・リーグともに首位打者が3割3分を下回ることになった。これは過去に、1958年、1975年、1993年、2009年と、4回しかなかったことだ。プロ野球界全体として、アベレージが上がらなかったのである。
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photograph by Kyodo News