箱根駅伝は、日本の大学スポーツの中で、最も注目度の高いイベントである。青学大の3連覇で幕を閉じた今年も、テレビ中継の平均視聴率は往路が27.2%、復路が28.4%という高視聴率だった。午前7時から6時間以上の番組ということを考慮すると、これはすごい数字だ。スポーツ各紙も1月3日と4日は、ほとんどが箱根駅伝を1面で報道している。このように扱われる大学生のスポーツイベントはほかにない。箱根駅伝で活躍した大学は、きわめて高い知名度を獲得することになる。
一方で、大学日本一を決めるさまざまな競技の日本学生選手権、いわゆる「インカレ」は、あまり報道されていない。箱根駅伝だけでなく、大学スポーツ全体で見た場合、いまどの大学が大学スポーツの覇者であるのか、それを見てみたい。
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photograph by Takuya Sugiyama