特別増刊

記事を
ブックマークする

史上初の世界選手権優勝。アマチュア界 の星・堤駿斗。~極真空手からボクシング へ、目指すは東京五輪の金~

2017/01/09

 リオ五輪では沈黙したままだった日本ボクシングだったが、次の「'20年東京」に向けて光明も差し込んできた。11月にサンクトペテルブルクで開催されたユース世界選手権大会でフライ級の堤駿斗(千葉・習志野高校2年)が金メダルを獲得したからだ。

 五輪を除きアマチュアボクシングで日本人男子が「世界」と名のつく大会で優勝したのは史上初。しかもトーナメントでは5試合を勝ち抜き、準決勝ではウズベキスタンのコルマトフ、決勝ではキューバのクレスポと、世界に名だたるボクシング強国の代表を破っての優勝である。

 こんなにすごいことをやってのけたというのに、本人は今も「実感が湧かないです」と語っている。因みに日本選手が世界大会でキューバに勝ったのも史上初めて。重ねがさねの快挙だったのである。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by BOXING BEAT

0

0

0

前記事 次記事