ボランチにしてボランチにあらず。
ロシアW杯アジア2次予選、ホームのシリア戦で特に目を引いたのが不慣れなポジションで途中出場した原口元気だった。
遠慮無用の自己主張。
守備では激しいタックルを浴びせ、攻撃となればバランス度外視でゴールに向かっていく。シリアのカウンターにさらされる要因となりながらも、アディショナルタイムには全速力で駆け上がり、長友佑都のクロスをヘディングで合わせてゴールを奪った。
原口投入後にチームは4得点。リスクは伴えど、フルスロットルで暴れる“異分子”は頼もしくも映った。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は試合後の会見で「ボランチ原口」の可能性をこう示している。
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photograph by Asami Enomoto