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躍進期する男子バスケ、新エース・比江島慎の実力。~田臥勇太とのダブルガードは独特のリズム感が武器~

 国際バスケットボール連盟による制裁及び解除という苦境を乗り越え、昨秋、18年ぶりにアジア選手権ベスト4入りを果たした男子日本代表“隼ジャパン”。今年7月に開催されるリオデジャネイロ五輪世界最終予選(セルビア・ベオグラード)で新エースとして期待されるのが、身長190cmの大型ガード、比江島慎だ。

 福岡・百道中、京都・洛南高、青山学院大とバスケット界のエリート街道を歩み、高校と大学で多くのタイトルを獲得。'13年にアイシンシーホース三河へ加入した。ドリブルが巧く、パスセンスがあり、シュート力抜群という万能選手。とりわけシュートに関しては、ドライブからはもちろん、ミドルも3点も高確率で、バリエーションが実に豊富だ。

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photograph by AFLO

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