広島に黒田博樹が帰ってきた。3月8日、オープン戦の初登板を迎えたバリバリのメジャーリーガーは、5回ワンアウトまで、打者13人をすべてアウトに取った。まるでボクシングの如く軽快なテンポで効果的なパンチを繰り出し、1ラウンドを3分ずつで片づけていく。
5回途中までに費やしたのは16分15秒、投げたのは39球。自在にボールを操った黒田は、一人あたり3球で13のアウトを積み重ねた。試合後、黒田は言った。
「どんどんストライクゾーンで勝負していって、バッターにプレッシャーを掛けていければいいかなと思ってました」
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photograph by Tadashi Shirasawa