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真の“ミスター・サンダー”、コリソンの篤実さ。 ~デュラントを支えるNBAの名脇役~

1チームでプレーし続けているドラフト同期の選手は、ヒートのドウェイン・ウェイドのみ。

“ミスター・サンダー”と聞いて、オクラホマシティ・サンダーのどの選手を思い浮かべるだろうか。おそらく大半の人がケビン・デュラントを、それ以外の人はラッセル・ウェストブルックの名前をあげるのではないだろうか。しかし、当のデュラントに言わせると、その称号はベテランの脇役、ニック・コリソンにこそふさわしいのだという。

 2月3日、サンダーとコリソンが2年750万ドルの契約延長に合意すると、デュラントはツイッターで「ミスター・サンダー、おめでとう。あなたと共にプレーできて誇りに思います」と祝福した。

 コリソンは、8年近く前、デュラントがチームに入った時からいる唯一の選手だ。サンダーの前身のソニックス時代に5年、オクラホマシティに移転し、サンダーとなって7年、今季で12シーズン目。NBA全体でも、新人の時から10年以上ひとつのチームで過ごしているのはわずか9人しかいない。そのうちの一人だ。

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photograph by Getty Images

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