今季はレース数が'12年と同じく最多20戦となり、パワーユニット(PU)供給メーカーもホンダ参戦で4社に増えた。一方、エントリーは9チームに減少する公算が大きい(1月29日時点)。実績あるコンストラクターばかりで「少数精鋭化」が進み、グリッドに並ぶニューマシンは減っても、レースそのものの“スポーツ性”は高まると思われる。
'14年に導入された1600cc直噴V6ターボ+エネルギー回生システムのPUも2年目。いち早く開発に着手してきたメルセデスが昨季19戦16勝で席巻したのはご存じのとおりだ。完敗したルノー、フェラーリ陣営はオフに許された“部分開発”に没頭。いくつかのコンポーネンツを一新してきた(FIAはPUの約48%まで段階的変更を承認)。
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photograph by AFLO