日本はこれまで4度、アジア杯王者に輝いた。その頂点までの道程を知る、
かつての代表選手3人の言葉から、優勝のカギを読み解く。
かつての代表選手3人の言葉から、優勝のカギを読み解く。
W杯を区切りとする4年という時間軸で考えれば、アジアカップはひとつの「点」である。それでも、重要な過程となるのは間違いない。歴代の代表チームは漏れなく、アジアカップを価値ある通過点としている。
日本が2度目の優勝を成し遂げた2000年大会のチームは、いまなお『アジアカップ史上最強』と謳われる。指揮官フィリップ・トルシエとその仲間たちは、爆発力と安定感をピッチ上で誇示した。
初戦でサウジアラビアと対戦した日本は、前回王者を4-1で下す。柳沢敦が先制点を奪い、高原直泰と名波浩が加点し、途中出場の小野伸二がダメ押し点をあげた。
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photograph by Tadashi Shirasawa