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鈴鹿でのビアンキ(マルシャ)の事故で、20年前を思い出さずにはいられなかった。秋雨のなか、'94年の日本GPは序盤からクラッシュが発生。13周目にはS字を上りきった左コーナー出口で1台がスピンすると、その事故処理作業中にもう1台がスピンした。この時はコースマーシャルが重傷を負い、レースは赤旗中断の後、2ヒート制ルールでようやく終わった。1時間55分53秒532。鈴鹿F1史上『最も長い日』だった。
今年の鈴鹿でも、接近する台風18号がもたらす雨が朝方から降り続いていた。今季初めてのフルウェットコンディション。今のドライバーたちは、誰ひとり鈴鹿でのウェットレース経験が無い(最近のウェットは'10年土曜のフリー走行)。
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