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<スペインでの理想と現実> ハーフナー・マイク「自分に必要なのはFWとしてのエゴ」

2014/10/10
開幕初戦でリーガ最強のクラブと戦った男は、世界の壁の高さをどう感じとったのか。新天地スペインで考えたストライカーとしての課題と目標、そして日本代表への想いを語る。

 史上稀に見る大混戦となった昨季のスペイン2部リーグ最終節で7位に滑り込み、4~6位の3チームを抑えてプレーオフを制し、42年ぶりに1部昇格を成し遂げる。それは良く言えば奇跡、失礼を承知で言えば事故のような昇格劇だった。

 その後の2カ月間、フロントは1部残留を唯一無二の目標に掲げ、金がないためレンタル移籍と移籍金ゼロの選手に的を絞り、昨季ミラクルを起こしたチームを8割がた解体した上で16人の新戦力をかき集めた。

 オランダのフィテッセからハーフナー・マイクが加入したコルドバCFは、簡単に説明すればそんなチームである。

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