今季J1は第14節終了をもって、約2カ月間の“ワールドカップ休み”に入った。3月1日の開幕以来、ずっと注目の的であり続けた「日本代表争い」が一段落ついた機会を利用して、サバイバルレースとは無縁ながらも、すばらしい活躍を見せていた選手がいたことに触れておきたい。
例えば、最近の浦和の得点はほとんど彼から生まれているというほど、絶好調なのが柏木陽介。左足から繰り出す長短のパスでチャンスメイクし、首位に立つチームを牽引している。
あるいは、レアンドロ・ドミンゲスが抜けた柏にあって、前線で獅子奮迅の活躍を見せているのが田中順也。持ち前の豪快なシュートに加え、周囲を生かす術にも磨きがかかった印象だ。
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