プロに背を向け、オリンピック3大会で力投し、
2つのメダルを持ち帰った“ミスター・アマチュア”。
そして、プロだけで編成された第1回WBCで
優勝の歓喜を味わった球界ナンバー1キャッチャー。
対照的な二人が語る、「あるべき日本代表」の姿とは。
2つのメダルを持ち帰った“ミスター・アマチュア”。
そして、プロだけで編成された第1回WBCで
優勝の歓喜を味わった球界ナンバー1キャッチャー。
対照的な二人が語る、「あるべき日本代表」の姿とは。
背負っているのは日の丸だ。
その日の丸は、重いと言われる。
バルセロナ、アトランタ、シドニーと、オリンピックで3度、日の丸を背負った“ミスター・アマチュア”こと杉浦正則(日本生命)は、その重さについてこう話した。
「僕にとっての“全日本”は寄せ集めのチームじゃなかったんです。4年に一度のオリンピックへ向けて、4年かけて本気でチームを作る。合宿を繰り返して、選手をふるいにかけて、やっとメンバーが選ばれる。それだけの長い時間をかければ、チームにいろんな人の思いが詰まっていくじゃないですか。何としてもこのチームに入りたい。入れたら、入れなかった選手の思いを背負うことになる。僕らの“全日本”はそういう重みのある、しかもその思いが長く続く場所でした」
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Hideki Sugiyama