昨季の王者チェルシーとセリエA覇者ユベントスが同居する“死の組”を突破し、CL決勝T進出を決めたシャフタールが賛辞を浴びている。
賞賛が集中するのは、欧州ビッグクラブが獲得を狙うウィリアンやフェルナンジーニョらのブラジル人選手たちだ。事実、グループリーグで決めた12得点中10点をブラジル人選手が決めており、彼らは完全にチームの顔になっている。
しかし、そんなブラジル人の活躍の陰に隠れながらも見逃せないのが、アフメトフ会長とルチェスク監督の存在だ。
シャフタールを国内外で優勝を狙えるチームにすると夢見ていたアフメトフは、ガラタサライの監督だったルチェスクの攻撃的サッカーに心酔。何度もチャーター機を送り、3年間説得し続けるという狂信的な熱意で契約にこぎつける。
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photograph by Tomoki Momozono