どんな世界でも、新人にとって自分の名前や顔を覚えてもらうことは大事なことだ。それが、人気が大事な評価基準となるプロスポーツの世界となれば、なおさらだ。その点、アンソニー・デイビス(ニューオーリンズ・ホーネッツ)は、今季のNBAのルーキーたちの中ですでに、一歩抜きん出ている。
名前こそ平凡で、年齢もまだ19歳と若いが、名門ケンタッキー大出身、昨季のNCAAチャンピオン、6月のNBAドラフトのトップ指名と、デイビスの実績はずば抜けている。夏にはアメリカのロンドン五輪代表メンバーに選ばれ、バスケットボールのアメリカ代表選手として史上最年少の金メダリストになった。オリンピックでは出場時間は短かったが、印象に残るダンクやブロックを披露した。
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