業界の底冷えなど、どこ吹く風。パンチやキックだけではなく、投げ、関節技、絞め技などスタンド状態からの攻撃は全てOKをうたうシュートボクシングのマッチメークが光っている。
9月17日の後楽園ホール大会では2年に一度のビッグイベント――『S-cup』(11月17日・両国国技館)出場をかけての最終査定試合が3つも組まれた。
メインでは宍戸大樹が元プロボクシングの日本王者である鈴木悟と激突した。長らく団体のエースとして君臨してきたが、昨年6月以来4連敗。限界説も囁かれていた宍戸だっただけに、戦前は鈴木有利の声の方が圧倒的に大きかった。
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photograph by Susumu Nagao