2014年のソチ五輪で正式種目になることが決まったノルディックスキー・ジャンプの女子は、今シーズンから各国を転戦して争うワールドカップがスタートした。
記念すべきファーストシーズンで、吉報が舞い込んできた。1月8日、ドイツのヒンターツァルテンで行なわれた第3戦で、中学3年生の高梨沙羅が100.5m、99.5mを飛び、2位となったのである。
小学2年生のときにジャンプを始めた高梨は、中学1年生になると早くもシニアの大会に参加し、ジャンプ界では将来が楽しみな選手として期待されていた。
大きな注目を集めることになったのは昨シーズンのことだ。'11年1月10日のHBC杯で、大倉山での女子の最長記録となる141mの大ジャンプを披露して優勝したのだ。その後も世界選手権に出場して6位入賞を果たすなど、逸材であることを知らしめた。
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photograph by AFLO