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サイドバックは日本で探せ。 そんな時代がやってくる? ~長友と内田が変えたもの~

2012/02/01
ACミランとのダービーでも、勝利に貢献した長友。今季は2得点3アシストと好調を維持

 先ごろ行なわれた高校選手権決勝でのことだ。四日市中央工の両サイドバックが、躊躇なく何度もオーバーラップする様子を見ていて、こちらまでワクワクした気分になった。あれほど攻撃参加できたら、さぞ楽しいだろうな、と。

 もはやサイドバックが守備の人でないことは、現代サッカーにおける常識。かつては軽視されることも多く、安全第一でDFラインから離れないサイドバックが少なくなかった高校サッカーでも、これだけ機能的に攻撃参加できるようになってきたことは、頼もしい限りだ。

 もちろん、サッカー自体の変質とともに、サイドバックの役割が変わったことは理由のひとつだろうが、分かりやすいアイコンの存在も見逃せない。長友佑都と内田篤人の活躍は、確実にサイドバックのイメージを変えている。

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photograph by AFLO

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