日本シリーズを制したソフトバンクは、台湾で行なわれたアジアシリーズで決勝まで進んだものの、サムスンに敗れ準優勝に終わった。投手では杉内俊哉、和田毅、野手では小久保裕紀、松中信彦、多村仁志らが参加しなかった今大会。これまで出番のなかった今宮健太ら若手選手たちがイキイキとしたプレーを見せ、来季へ向けてアピールしていた。
松中と小久保のベテラン勢に陰りが見えてきた段階で、多村や内川聖一を獲得したソフトバンクは、「内川たちが元気なここ2、3年を、有望な若手育成の機会にしたい」(王貞治会長)という構想を描いている。'09年ドラフト1位の今宮もその一人だ。
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photograph by NIKKAN SPORTS