科学とサッカーの融合――。夏休み真っ只中の8月20日、東京・国立競技場でJリーグの試合前、小学生と保護者50組100人を対象に「親子で学ぶサイエンスサッカースクール」が初めて開催された。サイエンスサッカーとはその名のとおり、サッカーを科学で学ぼうというのがコンセプトである。
今回のテーマは、どうしてバナナシュートは右や左に曲がるのか。
ボールを蹴って時計回りの回転を働かせると、発生する向かい風の力で右に曲がる。時計と逆回りの回転をかけると、左に曲がる。この力を「マグヌス効果」と呼び、ボールの模型と扇風機など実験道具を使いながら「バナナになる」原理を分かりやすく説明していくのだ。
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photograph by Toshiya Kondo