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労使紛争の解決に奮闘する “便利屋”フィッシャー。 ~NBAの開幕が遅れる可能性も~

選手からの信頼が厚いフィッシャー。持ち前の堅実さをリーグ側との交渉で発揮できるか

 デレック・フィッシャーいわく、ロサンゼルス・レイカーズにおける彼の役割は“ハンディマン”(便利屋)なのだという。試合中でもコートを離れた時でも、修理が必要なところを直し、チームが勝つために必要なことを何でもやる。プレースタイルというよりも、それが彼のリーダーシップ術なのだ。

「スプリンクラーの故障でも、窓が割れても、ハンディマンなら何でも直せる。それが、僕がこのチームでやろうとしてきた役割だ」とフィッシャーは言う。

 言ってみれば、困ったときのお助けマン的な存在ということだろうか。ふだんは地味で目立たない仕事が多いが、プレーオフやNBAファイナルの大舞台で、逆転シュートを何度も決めてもいる。

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photograph by NBAE/Getty Images

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