ドゥカティからホンダに移籍したC・ストーナーが、移籍後初レースとなった開幕戦カタールGPで、見事、ポール・トゥ・ウインを達成した。
チームとマシンを変え、さらに初レースで優勝するのは容易ではないが、ストーナーはホンダからドゥカティに乗り換え王者となった'07年に続き、2度目の快挙となる。
ホンダのマシンは昨シーズンから速かった。エースのD・ペドロサが4勝を挙げており、後半戦の日本GPで怪我をしなければ、タイトル争いは最終戦までもつれ込んでいたはずだ。ストーナーが移籍を決断したシーズン前半より、シーズン後半のRC212Vは格段に性能が上がっていた。マシンのポテンシャルは、移籍を後押しするのに十分なものだったといえる。
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