3月9日、日本プロサッカー選手会(JPFA)が、労働組合への移行手続きを進めることを発表した。
JPFAは、Jリーグや海外でプレーする日本人選手が所属する一般社団法人で、労働組合化すればストライキを行なうことが可能になる。
これまで選手会は、藤田俊哉会長を中心に「代表選手への肖像権料の分配」「Jリーグの年金退職金制度創設」などを求めてきた。中でも特に強く訴えているのが「代表勝利給のアップ」だ。選手会は日本代表の勝利給の最低額を1試合あたり100万円に設定すべきだと主張している。
現在、日本代表の勝利給は、W杯本大会なら200万円、W杯予選なら30万円、親善試合では相手のレベルに応じて、10~20万円と規定されている(引き分けのときは、それぞれ半額)。加えて、代表としての活動期間中、日当1万円が支給される。
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