今季、モト2クラスで総合12位と苦戦した高橋裕紀が、チャンピオンチームの「グレッシーニ・レーシング・モト2」に移籍。最終戦バレンシアGP後の合同テストで早くも好タイムをマークし、大きな注目を集めている。
モト2の初代チャンピオンは、シーズン7勝を挙げたグレッシーニのT・エリアスだった。チャンピオン候補の一人だった高橋は、フランスの「テック3」で、わずか1勝と苦戦した。テック3はチームの技術力をアピールするため独自のマシンで戦ったが、資金不足で開発が停滞。対照的に数チームにマシンを供給したモリワキやスッターはシーズンが深まるにつれマシンのポテンシャルを上げ、モリワキは個人タイトル、スッターはコンストラクターズタイトルを獲得した。
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photograph by Satoshi Endo