今春にバルセロナで刊行され、話題になっている一冊の本がある。
『Gerard Piqué, Viatge d'anada i tornada』
バルセロナとスペイン代表のセンターバック、ジェラール・ピケの自伝だ。
カタルーニャ語とスペイン語で同時出版された同書は、現在バルセロナ市内のどの書店を巡ってもスポーツコーナーの目立つ場所に置かれており、版元によると売れ行きも好調だという。
話題になっている理由の一つが、同書がピケ自身の手で書かれたものであるということだ。 通常、サッカー選手や監督の自伝は、プロの書き手が本人に話を聞き代筆することが多い。しかし同書はピケの意向で、彼自らがペンをとり執筆したそうだ。本人の手で直接綴られているだけに、その内容も生き生きとしている。
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photograph by Shin Toyofuku