Jリーグは従来の「新人王」を廃止し、今年から「ヤングプレーヤー・オブ・ザ・イヤー」(仮称)を新設することを決めた。要点は、受賞対象が23歳以下から21歳以下に引き下げられたということ。自動的に大卒新人は対象外となり、「新人王」の名称が適当ではなくなったというわけだ。
今回の変更には賛否あるようだが、個人的には自然な流れだと考えている。一般企業なら同じ新卒採用でも、サッカーの世界での大卒新人は、経験者募集の中途採用に近い。高卒新人とはまったく意味合いが異なるのである。
実際、流通経済大は3部リーグに相当するJFLにも参加している。浦和ユースから流経大を経て、今年浦和入りした宇賀神友弥などは、レンタル移籍から復帰したようなもの。大卒選手を新人とみなすことには違和感があった。
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