17人目の日本人F1参戦ドライバー、小林可夢偉。'10年シーズンの契約をザウバーチームが昨年12月に正式発表し、レギュラードライバーに抜擢された。ザウバーはスイス籍のインディペンデントチームで、小林は初めてフェラーリエンジンで戦うことになる。
'87年、中嶋悟がロータス・ホンダで初めてフル参戦デビューして以来、'00年、'01年の2シーズンだけ日本人ドライバー不在の期間があった。メーカーとしてはホンダ、無限ホンダ、ヤマハ、トヨタが昨年まで挑戦し続けてきたが、今年ついに途切れることになった。それだけに小林への期待は高まり、本人も「みなさんから言われて責任重大だなとあらためて感じています」と語る。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Hiroshi Kaneko