史上初のJリーグ3連覇を達成した鹿島アントラーズ監督のオズワルド・オリヴェイラは1950年リオデジャネイロの貧しい家庭に生まれた。プロ選手のキャリアはない。アルバイトで生計を立てながら、大学を卒業しフィジカルコーチとなった。
'80年カタールの代表スタッフとなり、'81年ワールドユース選手権(現U-20W杯)で準優勝。その後カタールやUAEのクラブで約15年間を過ごした。この経験が、オリヴェイラ独自の人間観を生んだ。
「まったくの異文化の中で仕事をし、他者を尊重する父の教えの重要性を再認識した」と振り返る。
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photograph by Toshiya Kondo