23歳で陸上競技引退→結婚・出産からラグビー挑戦を経ての陸上復帰。なぜ寺田明日香は「かつての自分」を超えることができたのか / photograph by (L)本人提供、(R)JMPA ©Yuki Suenaga ©Yuki Suenaga 2009年にジュニア日本記録もマークしたかつての自分。それを超える可能性を感じたキッカケは里帰りだった ©BUNGEISHUNJU 陸上競技復帰からわずか9カ月余りで、かつては届かなかった12秒台の日本新記録をマーク ©JIJI PRESS 「家族で観たい」と言っていたハズの東京五輪は、100mハードルの選手として出場し、準決勝まで進出した ©JMPA オリンピックイヤーの2021年日本選手権で11年ぶりの優勝。夫と娘の存在が何より大きかった/本人提供 6月の日本選手権は3位。パリ五輪の切符は逃したものの「史上最高レベル」の日本ハードル界で存在感を示した ©Asami Enomoto 現在は34歳になった寺田明日香選手。23歳の若さで一度は陸上を引退後、結婚・出産→ラグビー転向を経て、陸上に復帰し100mハードルで日本新記録なども樹立 ©Yuki Suenaga 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA 今年6月の日本選手権では34歳ながら「史上最高レベル」の100mハードルで3位に食い込んだ寺田選手 ©Asami Enomoto 6月の日本選手権レース後は優勝を逃して落胆する田中佑美(富士通)を寺田選手が手を繋いで慰める一幕も ©Asami Enomoto 今年6月の日本選手権では34歳ながら「史上最高レベル」の100mハードルで3位に食い込んだ寺田選手 ©Asami Enomoto 今年で結婚10年目を迎える寺田選手と佐藤峻一さん夫婦 ©Yuki Suenaga 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 現在は34歳になった寺田選手 ©Yuki Suenaga 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA 2009年にはジュニア日本記録をマークするなど日本のトップに上り詰めていたが、23歳の若さで一度目の引退 ©BUNGEISHUNJU 2009年にはジュニア日本記録をマークするなど日本のトップに上り詰めていた ©BUNGEISHUNJU 2014年の出産からわずか2年でのラグビー挑戦には様々なハードルがあったという ©JIJI PRESS 現在は34歳になった寺田選手 ©Yuki Suenaga 絶好調だった2011年、合宿中のケガから寺田選手の陸上人生に暗雲が ©Yuki Suenaga 現在は寺田選手のマネージャーを務めながらコンサル業も行う佐藤さん。出会った当初は陸連の職員だった ©Yuki Suenaga いまでも仲の良い夫婦の2人 ©Yuki Suenaga 2014年に寺田選手と結婚した佐藤さん。当時は国内の7人制ラグビー強化にも尽力していた ©Yuki Suenaga 結婚と同時に通い始めた早大の通信課程は2017年に卒業。峻一さん、娘の果緒ちゃんと/本人提供 コンタクトスポーツだけにケガのリスクも大きいラグビー。佐藤さんも寺田選手のサポートに本腰を入れるようになった/本人提供 ©Yuki Suenaga ©Yuki Suenaga ©Yuki Suenaga 2009年にジュニア日本記録もマークしたかつての自分。それを超える可能性を感じたキッカケは里帰りだった ©BUNGEISHUNJU 陸上競技復帰からわずか9カ月余りで、かつては届かなかった12秒台の日本新記録をマーク ©JIJI PRESS 「家族で観たい」と言っていたハズの東京五輪は、100mハードルの選手として出場し、準決勝まで進出した ©JMPA 陸上競技復帰後わずか半年の2021年日本選手権で優勝。夫と娘の存在が寺田選手には何より大きかった/本人提供 6月の日本選手権は3位。パリ五輪の切符は逃したものの「史上最高レベル」の日本ハードル界で存在感を示した ©Asami Enomoto 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA インターハイ3連覇など10代の頃から将来を嘱望されていた寺田選手 ©BUNGEISHUNJU 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 ©Yuki Suenaga 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 ©Yuki Suenaga 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 ©Yuki Suenaga 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 6月の日本選手権は雨中の決勝で12秒台ハードラーの三つ巴の争いに。準決勝で標準記録を破った福部真子(日本建設工業、右)が快勝 ©Asami Enomoto 6月の日本選手権は雨中の決勝で12秒台ハードラーの三つ巴の争いに。準決勝で標準記録を破った福部真子(日本建設工業、右)が快勝 ©Asami Enomoto 6月の日本選手権レース後は優勝を逃して落胆する田中佑美(富士通)を寺田選手が手を繋いで慰める一幕も ©Asami Enomoto ハードル界の先駆者としてレベルアップに貢献した寺田 ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto

陸上競技復帰からわずか9カ月余りで、かつては届かなかった12秒台の日本新記録をマーク ©JIJI PRESS

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23歳で陸上競技引退→結婚・出産からラグビー挑戦を経ての陸上復帰。なぜ寺田明日香は「かつての自分」を超えることができたのか / photograph by (L)本人提供、(R)JMPA ©Yuki Suenaga ©Yuki Suenaga 2009年にジュニア日本記録もマークしたかつての自分。それを超える可能性を感じたキッカケは里帰りだった ©BUNGEISHUNJU 陸上競技復帰からわずか9カ月余りで、かつては届かなかった12秒台の日本新記録をマーク ©JIJI PRESS 「家族で観たい」と言っていたハズの東京五輪は、100mハードルの選手として出場し、準決勝まで進出した ©JMPA オリンピックイヤーの2021年日本選手権で11年ぶりの優勝。夫と娘の存在が何より大きかった/本人提供 6月の日本選手権は3位。パリ五輪の切符は逃したものの「史上最高レベル」の日本ハードル界で存在感を示した ©Asami Enomoto 現在は34歳になった寺田明日香選手。23歳の若さで一度は陸上を引退後、結婚・出産→ラグビー転向を経て、陸上に復帰し100mハードルで日本新記録なども樹立 ©Yuki Suenaga 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA 今年6月の日本選手権では34歳ながら「史上最高レベル」の100mハードルで3位に食い込んだ寺田選手 ©Asami Enomoto 6月の日本選手権レース後は優勝を逃して落胆する田中佑美(富士通)を寺田選手が手を繋いで慰める一幕も ©Asami Enomoto 今年6月の日本選手権では34歳ながら「史上最高レベル」の100mハードルで3位に食い込んだ寺田選手 ©Asami Enomoto 今年で結婚10年目を迎える寺田選手と佐藤峻一さん夫婦 ©Yuki Suenaga 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 現在は34歳になった寺田選手 ©Yuki Suenaga 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA 2009年にはジュニア日本記録をマークするなど日本のトップに上り詰めていたが、23歳の若さで一度目の引退 ©BUNGEISHUNJU 2009年にはジュニア日本記録をマークするなど日本のトップに上り詰めていた ©BUNGEISHUNJU 2014年の出産からわずか2年でのラグビー挑戦には様々なハードルがあったという ©JIJI PRESS 現在は34歳になった寺田選手 ©Yuki Suenaga 絶好調だった2011年、合宿中のケガから寺田選手の陸上人生に暗雲が ©Yuki Suenaga 現在は寺田選手のマネージャーを務めながらコンサル業も行う佐藤さん。出会った当初は陸連の職員だった ©Yuki Suenaga いまでも仲の良い夫婦の2人 ©Yuki Suenaga 2014年に寺田選手と結婚した佐藤さん。当時は国内の7人制ラグビー強化にも尽力していた ©Yuki Suenaga 結婚と同時に通い始めた早大の通信課程は2017年に卒業。峻一さん、娘の果緒ちゃんと/本人提供 コンタクトスポーツだけにケガのリスクも大きいラグビー。佐藤さんも寺田選手のサポートに本腰を入れるようになった/本人提供 ©Yuki Suenaga ©Yuki Suenaga ©Yuki Suenaga 2009年にジュニア日本記録もマークしたかつての自分。それを超える可能性を感じたキッカケは里帰りだった ©BUNGEISHUNJU 陸上競技復帰からわずか9カ月余りで、かつては届かなかった12秒台の日本新記録をマーク ©JIJI PRESS 「家族で観たい」と言っていたハズの東京五輪は、100mハードルの選手として出場し、準決勝まで進出した ©JMPA 陸上競技復帰後わずか半年の2021年日本選手権で優勝。夫と娘の存在が寺田選手には何より大きかった/本人提供 6月の日本選手権は3位。パリ五輪の切符は逃したものの「史上最高レベル」の日本ハードル界で存在感を示した ©Asami Enomoto 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA インターハイ3連覇など10代の頃から将来を嘱望されていた寺田選手 ©BUNGEISHUNJU 「家族で観たい」と言っていた2021年の東京五輪は、紆余曲折を経て選手として出場することになった ©JMPA 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 ©Yuki Suenaga 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 ©Yuki Suenaga 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 ©Yuki Suenaga 10年前の結婚・出産後もトップアスリートで居続けるため、家族一丸となって戦ってきた/本人提供 ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 寺田選手と夫の佐藤さん、インタビュー特撮(※スワイプで他カットも見られます) ©Yuki Suenaga 6月の日本選手権は雨中の決勝で12秒台ハードラーの三つ巴の争いに。準決勝で標準記録を破った福部真子(日本建設工業、右)が快勝 ©Asami Enomoto 6月の日本選手権は雨中の決勝で12秒台ハードラーの三つ巴の争いに。準決勝で標準記録を破った福部真子(日本建設工業、右)が快勝 ©Asami Enomoto 6月の日本選手権レース後は優勝を逃して落胆する田中佑美(富士通)を寺田選手が手を繋いで慰める一幕も ©Asami Enomoto ハードル界の先駆者としてレベルアップに貢献した寺田 ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto 6月に行われた日本選手権のレースでの寺田選手。34歳ながら3位に食い込んだ ©Asami Enomoto

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