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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「選手がキラキラして見えましたよ」“驚きの転身”を発表した元DeNA三嶋一輝が古巣の戦いぶりに思ったコト「足りないなにか、を追求してほしい」
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byWataru Sato
posted2026/11/06 17:00
昨季で現役を退き、多忙に過ごしていた三嶋。下剋上で日本シリーズ進出を果たした古巣の戦いぶりをどう見たのか
「いや、それがあんまりなかったんですよ。球団をリリースされても引退をせず、年明けまで粘りましたけど、正直寂しい気持ちはありませんでした。よく『プロ生活はあっという間だった』と言う選手とかいますけど、僕からすれば本当に長くて濃く感じた13年間だったんです。
だからさっきも言ったように、自分なりに一生懸命野球に向き合い切れたので、寂しさというのはなかったんです。先発からクローザーまで全部やって、たいした成績じゃないかもしれないけど、壁にぶつかっては乗り越えようと努力できたことは、自分の誇りでもあるんです」
解説者、投手コーチで多忙な日々
今年の1月17日、現役を引退することを発表した。NPBの球団からはオファーはなかったが、このような思いがあったからこそ引退を素直に受け止めることができた。
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「自分の評価と周りの評価が一致しないのは、プロの世界を見ていてよくわかっていたことなので、納得はしています。ただ僕としては、次のこともあるし年内を目途に区切ろうと思っていたんですけど、妻が『もっと粘ったほうがいい』と言ってくれて、そういう意味では家族にも感謝ですね」
その後三嶋は、ルーキー時代からお世話になっているマネジメント事務所の仲介もあり、フリーの野球解説者へと転身した。また、球団のイベントやゴルフ番組に出演したり、加えてルートインBCリーグに所属する福島レッドホープスの非常勤投手コーチに就任するなど、多忙を極めるに至った。
DeNA戦は地上波をはじめサブスクなど複数のチャンネルで放送されているが、気がつけばいつもどこかで三嶋が解説しているように感じられるほどだった。その解説は、語り口調も丁寧で、現役選手の目線に近く、わかりやすいと高評価を得ている。そんな話を三嶋としていると「いやいや」と気恥ずかしそうな表情を見せた。

