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「実は5kmから10kmのところで…」全日本大学駅伝で早大“山の名探偵”工藤慎作に起きていた「ある異変」…それでも驚異の《日本人最高記録》のワケは? 

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生島淳

生島淳Jun Ikushima

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photograph byYuki Suenaga

posted2026/11/04 11:04

「実は5kmから10kmのところで…」全日本大学駅伝で早大“山の名探偵”工藤慎作に起きていた「ある異変」…それでも驚異の《日本人最高記録》のワケは?<Number Web> photograph by Yuki Suenaga

全日本大学駅伝の8区で好走を見せた“山の名探偵”こと工藤慎作。実はレース中には「ある異変」が起きていたという

 前回とのタイムを比較してみよう。

                 2025年  2026年

・3km地点            8分37秒  8分32秒
・中間点(9.85km) 28分11秒 28分07秒
・度会橋(11.8km) 33分35秒 33分48秒

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 昨年の記録と対比して注目すべきなのは、中間点では昨年比4秒速かったのが、度会橋のチェックポイントでは13秒遅れになっていたことだ。中間点では昨年並みだったのに、2km弱の間に17秒ほどペースがダウンしたのである。

 これは黄信号だ。

 ところが度会橋を渡り切るとペースをアップし、フィニッシュ地点では昨年の区間タイム56分54秒を上回る56分20秒で優勝のテープを切っていた。

 12km地点では度会橋で13秒ビハインドだったのが、残り8km弱で昨年より47秒速かったことになる。

 わずか8kmで昨年のタイムをこれだけ上回るのは、尋常なことではない。なにかがあったのか? そこで、フィニッシュ後の工藤に話を聞いてみた。

予想外のレース展開…何が起こっていたのか

 すると、本人からはまさかの言葉が返ってきた。

「実は、5kmから10kmのところでちょっと変調があって――」

<次回へつづく>

#2に続く
「それが去年までとの違いです」全日本大学駅伝で衝撃の《日本人最高タイム》…早大“山の名探偵”はナゼ「世代トップ級じゃなかった」のに覚醒できた?

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